こんにちは、静岡校です。

今日は生徒と静岡校周辺の史跡巡りをしてきました。なので、今日のブログは静岡校周辺にある史跡駿府城の紹介です!

駿府城は徳川家康が隠居後に「大御所政治」をおこなった城として有名です。

歴史を振り返ると、

室町時代には今川館として、今川家の本拠地がありました。

安土桃山時代には武田氏や徳川家康が支配をしています。徳川家康が初代駿府城を築城しています。その後、豊臣秀吉の家臣である中村一氏が城主になります。

江戸時代初期には徳川家康の隠居後の住まいとして築城し直されました。このときのお城は日本最大級の規模だったといわれています。

現在、跡地が駿府城公園になっています。発掘調査、枡形の東御門(復元)、櫓(復元)などを見学することができます。公園内の徳川家康像の大きさには圧倒されますよ!

公園の外には駿府(静岡市)出身の作家十返舎一九の代表作「東海道中膝栗毛」の弥次喜多像もあります。

像の奥には水堀、更に奥には巽櫓が見えます。写真には写っていませんが、巽櫓の奥に東御門があります。東御門には2つの門があり、1つ目の門を抜けると四方を建造物に囲まれた長方形の空間があり、1つ目と直角に配置された2つ目の門を通ります。この構造は「枡形門」といい、敵を城内に侵入させないためのつくりです。

東御門を実際に通った生徒は巨大さに驚きながら、「直角に曲がる空間に当時の人の工夫を感じました。」と感想を述べてくれました。

 

この日は公園内から大手御門へ、そして御用邸記念碑、浮月楼、西郷隆盛山岡鉄舟会見記念碑、府中宿本陣跡、小梳神社を巡りました。そちらは後日UPする予定の静岡校周辺の史跡巡り②で書かせていただきます。