美容コースの教室からいい匂いがすると思って入ってみると、

エッセンシャルオイルを使った授業をしていました。

ハンドクリームにローズマリーやレモングラスなどのオイルを垂らしてかき混ぜ、そのクリームを手にそっと延ばしてなじませていきます。

嗅がせてもらったら、スッキリとしたとっても素敵な香りがしました。

昔から日本人は「香りを聞く」と表現してきました。目には見えないけれども音と同じように空気を揺すぶる物として捉えていたそうです。茶道や華道と同じく、香道として体系立てたものがあるのは、そういった日本人独特の感性によるものかもしれないですね。

もちろんこれらは遊びではなくて、れっきとした美容コースの授業です。座学で理論を学んで、エッセンシャルオイルの組み合わせや肌との相性などを考えて実践に移っています。

やれること、知識になったことが増えてくると、成長した実感が湧きますね。それもそのはず、もう2月です。右も左も分からないまま入学した一年生たちも、もうすぐ1年間が経つのです。

色々な学びを礎にして、これからも頑張っていきたいですね。