去る2月1日(木)、1年生を対象とした地方裁判所見学に行ってきました!

生徒達は終始裁判所の迫力に圧倒されていたようで、いつもは賑やかに話をしている生徒達も、

自然と静かな空気に…。

 

この日傍聴した裁判は、窃盗事件でした。

コンビニでお弁当を2つ盗み、求刑20万円の罰金。

被告人は、知的な発達遅れがあり、前科が7つあったそうです。

前科の多さに驚いた生徒や、障がいがあるため責任能力がないと判断され、

刑罰を軽くするニュースなどの話を展開させる生徒もおり、大人な一面が垣間見えました!

 

裁判所敷地内は撮影不可のため、実際の様子を文面でしかお伝えできないのが残念なのですが、

生徒達は

「実際の裁判を傍聴できて勉強になった」

「テレビで見るのとは全く違った」

と興奮気味で、とても迫力を感じていた様子でした。

また、この日の裁判は、裁判官、検察官共に女性だったため、生徒達はもちろんのこと、

引率の先生方も、バリバリ仕事をこなすキャリアウーマンに感心していました。

女性の社会進出はめざましいですね。

女子生徒達にも良い刺激になったことでしょう。

 

窃盗事件の裁判傍聴後は、裁判員裁判が可能な法廷の見学へ。

ここでは裁判所のご厚意で、女子生徒が法衣を着せてもらえました!

法衣を着るだけで、裁判所の空気が更に厳かなものに感じられるので不思議ですね。

 

裁判員裁判は日本に住んでいれば誰もが選ばれる可能性があるので、

今回の見学は生徒達にとっても貴重な体験になったことと思います。